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2006年05月31日

明日の記憶・・

Najpxojh  昨日 ご近所さんから電話
 明日までの映画のチケット
 1枚だけあるけれど いらない?
 いる、いる。
 4つの映画の中で選んだのがこれ。
 
 物語は ある広告会社に勤務する主人公が
 若くして
 アルツハイマーに侵されてゆくというもの・・

 まだ働き盛りで これからまだバリバリやるぞ!と
 思っていた人が いきなりこの様な状態に追い込まれたら・・
 その苦悩、驚き、不安を 渡辺謙が 見事に演じていました

 



 それを 横で支える妻の戸惑い、不安 
 測りきれない物だと思います
 樋口加南子の静かな強い愛に 心打たれました

 自分の 記憶が 指の間から 
 こぼれる砂のように 落ちていったなら・・
 それを 自分で分かりながら 
 こぼれてゆく砂を 止められない

 人は病に出会ったとき 受け入れるしかないんですよね
 そこから どう向き合うか

 生きる、という事の意味
 また 考えさせられました

 ただ、ただ 切なかったです



ako_hitotoki at 17:37│Comments(8)映画 

この記事へのコメント

1. Posted by shigeru   2006年05月31日 21:30
「明日の記憶」。私も観に行ってみたいですね。もう何十年か前でしたがおばあちゃんがアルツハイマーになりましてね。最後は自分の娘(私の母)のことが誰だか分からなくなってしまって。ほんとに切なかったのを思い出しました。私も持病がありまして。見た目は普通の感じなんで誰も分からないんですが・・・。人が病になった時、自分ではどうしようもないことの方が多いかもしれません。回りの人たちの温かいやさしさで少しずつ、一歩一歩回復に向かっていくんですよね。たぶん・・・。映画観に行きたいと思います。
2. Posted by LuckyBook   2006年05月31日 22:56
気になっていました。渡辺謙が同年代なだけに、いつか自分もという思いも出てしまいます。両親は今のところ健康ですが、その両親より先に自分がでは悲しいですからね。
3. Posted by エルモ   2006年05月31日 23:22
今日もドタバタ忙しかった[E:run]毎日、今時間になるともう眠くなる[E:sleepy]でも、今日もいいことあったよ〜読んでる本がクライマックス[E:smile]早く読みたい気持ちと、読み終わるのがもったいない気持ち・・・複雑楽しみは先がいいかな〜・・・明日読み終わる、予定[E:sign01]この作品、映画が先か、原作が先か悩みます[E:sweat01]撮影は大変だったみたい・・・渡辺さんが抗がん剤の副作用で、熱が下がらなかったり・・若年性アルツハイマー他人事じゃない年に・・物忘れ激しいし、今何しようと思ってたかわからなくなること度々[E:shock]一度、脳ドッグが必要かも・・・
4. Posted by ako.   2006年06月01日 00:31
おばあさまも そうでしたか・・うちの父も亡くなる前 数年は 少しずつ認知症になっていったように思われます私が だれだ?って 聞いても 分からんと 答えられたりしていましたうちは 両親とも 私が子どもの頃から入退院を繰り返していましたので 病気とは共存していくしかないと 思っていましたが自分が病気して気付く事も多いですね私も この病気(SLE)になって 気付かされた事 たくさんあります映画 時間があれば 観に行ってくださいネ
5. Posted by ako.   2006年06月01日 00:38
自分が 現役でバリバリ働いている所に突きつけられる どうしようもない現実・・他人ごとでは ないものを 感じましたいつ誰がそうなるか 分かりませんそれを 受け入れるようになる、というのは大変な事だと思います観ていて 本当に切ない思いで いっぱいになりました
6. Posted by ako.   2006年06月01日 00:46
お疲れ様でした何を読んでいらっしゃるのかな?私は 一気に読んでしまいたいタイプかも・・[E:wink]そうですね年々 他人事では なくなってきます私も あれ、や、これ、で 物事を 済まそうとしたり・・[E:shock]脳のトレーニング 私も必要ですね
7. Posted by 杏子   2006年06月01日 17:09
>ただ、ただ 切なかったです 同じ気持ちですいずれ行く道・・・避けられるものなら・・・是非に見たい映画です6年前の冬、わたしも記憶を失いました。一時的ではあったのですが 丸1日だけの記憶が消えてしまいました。「今日、いま わたしは何していたかねぇ・・・」  「さっき、説明したろうが・・・」2人の間に この言葉がなんど繰り返されたことかいとしい孫たちのことも、娘たちのことも すべてが消えて・・・今でも 夫がその日のことを 切なく話します「俺は、泣きたかった」と・・・
8. Posted by ako.   2006年06月01日 18:12
とても切ない映画でした杏子さんにも そんな時があったのですねご主人 辛かったでしょうねうちは 甥っ子が ある時期 数年間の記憶を消してしまいました大学生の彼が 高校生に戻ってしまいました今も その数年間の記憶があるのかどうか分かりません聞くとまた 彼を苦しめる事になりますからね晩年の父も また何処まで理解できていたか私の名前を聞いて 分からんと 答えられたときの淋しさ 思い出しますそんな風に 若くても年を重ねても いつ誰が この様になるか分からない・・切ないですね

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